今日はパーツを作るため、板状にした地金を切って形にしていました。
画像のプラチナの板を切っているハサミ。
金バサミまたは金切バサミとも言います。
結構大きくて、何と手のひらの1.5~2倍近くのサイズ!
しかも鉄で出来ているので重い!
これ切るのにコツがいるんですよね。
多分私はある程度使いこなせるまで1年半ぐらいかかってるかも知れません。
理由はケガが怖いから。
最初に使った時、手のひらを挟んで血豆作っちゃったんですよね。
これなかなか克服出来なかったんです。
だれもが通る試練?ってとこなのでしょうが。
それがある日、ほんの少し持ち方を変えただけで怖さがなく、使えるようになったんですよね。
それは一番挟みそうな場所をあえて持つこと。
父親である親方の切り方を観察して、そこが一番力が入るし、効率良く切ることが出来るのに気がついたんですよね。
挑戦してみる勇気を出すのは大変でしたが、それ以来ほとんど挟んだことはありませんでした。
仕事のみならず、何か人生のヒントを掴んだような気がしたのを今でも覚えています。
あれ?ちょっと使いすぎてハサミの切れ味がイマイチかも。
これからちょっと研いでみますね。
そうそう、もうこのはさみは…20年ぐらい愛用していますよ。
長いおつきあいに感謝しながら研ぐとします。
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